怪奇骨董バーチャルぶりっ子

V.T.U.B.E.R.病による脳髄解体の諸相。手弱女にも益荒男にもなれる、バーチャルだもの。

2018年9月に見た:続:真空管ドールズ、RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX、狼と香辛料VRアニメ化記念、本田翼ゲーム実況チャンネル開設、キズナアイのばん組、第1回ライブ王決定戦、他

見たライブ・動画をひとつひとつ列挙するとえらいことになるので主な出来事のみ簡単に、簡単に。

主な出来事 - 続:真空管ドールズ - RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Autumn~ - 狼と香辛料VRアニメ化記念 わっちに会いに来てくりゃれ - VTuberチャリティーライブ@REALITY - 本田翼ゲーム実況チャンネル開設(ほんだのばいく) - キズナアイのばん組 - 第1回ライブ王決定戦

真空管ドールズ

さーて今月の真空管ドールズはー?

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の終盤でまとめられておりますように。

  • バーチャルキャストでフェルミアリシアとイチャイチャする
  • Youtube放送冒頭でブロッサムによる詰問と謝罪(小さな茶番)
  • バーチャルキャストでフェルミがアンナに手を出す
  • 7:45動画の公開
  • Youtube放送前半で特殊イベント(大掛かりな茶番)

完。全過去ログを追うと4時間とかかかってしまうので、いやしかし主要な部分はおもしろいので端折りたくないしで前後編各15分くらいのまとめ動画になってくれると後追いの人も楽しそうなのになあ。フェルミ×アンナのバーチャルキャストをきっかけによしこれを壮大なネタにしようと演者スタッフ一同ノリノリで悪ふざけが始まり、twitterでのやりとりでユーザーを巻き込んだ仕込みを経てのYoutube配信は追ってた人には大きなカタルシスがあったのでは。

せっかくのおもしろい事件も配信アーカイブが長大ってのがネックなところ、そもそも夜間帯のライブ配信が各グループごとにみっちり+さまざまなアルファで飽和過密なさっこんです。ファンが完走を諦めて絞って追うとペースを落とすのではなく、追いきれないならいっそのこともう全部見るのやめちゃう、という脱落が危惧されます。アニメ番組大量にチェックしてたけどふとしたきっかけで急にゼロみたいな人はいるのでは。私の場合、思い当たるフシはいわゆるソシャゲです。

  • 【いくつかのゲーム】激しい周回を要するイベントに次ぐイベントで前のイベントの成果物が次のイベントの特攻になってたりと息をつかせぬ展開である瞬間に熱が冷めてきっぱり引退したケース。ドリランド由来の激しいPay to winガチャシステム全盛だったのもツラミがあった。
  • 【sdorica】日々のノルマ(デイリークエスト的なやつ)が薄く、イベントの周回性もなく(1日1回で期間内に十分終わらせられる)、内容も楽しい(楽しい)ゲーム。あるとき面白みにかけるco-opシステムが実装され、必須じゃないけど有益な報酬が設定された。面白くないからスルーを決め込んだが、やはり報酬が得られないことがストレスになって引退しかけたケース。まだ引退してない。ゲーム本編は面白いし、途上にあるメインシナリオやサブシナリオも面白いし、収益モデルも近代的で良心的なので……。
  • パズドラ】サービス開始から途中休止も挿みつつ5年位やってたが、突然やめた。原因は不明。面白みにかけるco-opと複雑さを増していく育成システムといつまでたってもいまいちなキャラクターの選択UIがじわじわ効いたかも。原因明確だったわ。
  • 【艦これ】サービス開始ちょいあと(2013/7/10)から2年ちょい(2015年秋イベント直前)まで熱心に遊んでいたが突然やめた。原因は不明。ちょっとまえに広域アクセス規制かなにかのアオリを受けて1週間ほどプレイできないことがあり、そんときに艦これ任務のない生活ってこんなに余裕がある!?と気づいたの伏線だった。原因明確だったわ。

おたくとくゆうの唐突で長大な自分語り失礼しましま。さてここに

  • 【バーチャルユーチューバー】面白い配信がいつでも誰かしらやってるのでアナログ時代のテレビのような存在になっていた。サービス提供者の激増に伴って面白い配信者も激増してもう追いきれなくなり、生活を圧迫するようになりきっぱり引退。

という歴史が綴られる日は近いのでは。また、すでに「引退」してしまったリスナーもおるのでは。ピーナッツ先生が中級編で指摘したように現在(9月冒頭時点)はグループ、通称「箱」が強い状況です。最初は特定の誰かピンポイントで気になってたらいつのまにか箱を見てた的な吸引力があります。メンバーの配信を1時間枠で編成して夜間はだいたい誰かが配信している状況、メンバー間の誘導、コラボによる交流、グループとしてのコンテキスト性の強化などなど。箱性の強化囲い込みによるコンテンツの閉鎖性、成長の鈍化みたいなリスクはおのおのさまざまな温度差でへっぢコントロールしようとする姿勢がみられ難しい状況にあるのかもしれません。レッヅオーシャンヌ化するライブ配信に対して、ゲーム部プロジェクトが「てーきゅう」的な短編動画に力を入れているように、「コンパクトで密度の高い動画をちょいちょい出す」スタイルが成長しています。結果として輝夜月選手の運営ポリシーが大勝利みたいな現状とも。Twitterにさらにコンパクトな動画をさらにちょいちょい出したり、Twitterで他のvの者と茶番を演じたりコンテンツのなんちゃら化やなんちゃら化がうんたらかんたらでメリット・デメリットはあれこれさまざま、みたいな長文がここからさらに延々と続きますがいったん脳内に留めておきんす。

なぜ脱線オブ話したのかよくわかんなくなってきましたが、「次回、フェルミ、死す」シリーズは数回に及ぶライブ配信Twitterでの相互作用を含んだ連作が偶然生まれたってことでリアルタイムで触れるにはエクサイティングなあれでした。しかし、リアルタイム性当事者性文脈依存性が高くなるのはトジコン化のデメリットが高いので、ここできれいにいったん決着させた運営判断つよいと思いました。

というわけで気を取り直して、以降、火曜・木曜の定形Youtubeライブ、火曜不定Showroomライブ、金曜不定形のバーチャルキャストライブ、週1,2本ペースの動画配信と精力的な活動が続きます。また、初外部コラボとして伝説的なvtuberである虹乃まほろ選手と共演してそれぞれのチャンネルに1本ずつ動画を公開。フェルミホームのフェルミゾーンに困惑しっぱなしの真空管動画より、虹乃ホームでフェルミプレイが炸裂する虹乃選手側の勝利、か。

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真空管ドールズ「ゲーマー枠」アンナの面目躍如たるビートセイバー動画。苦節42回、最高難易度に挑戦。応援役のアリシアも、動画のコメントにあるように親の真似をする子供みたいでkawaii

@@2018/09/25@@

女芸人No.1決定戦 「The W」…。25日に本人たちにドッキリ発表して29日昼に予選実施のハウドスケジウル。一般観覧の観客の前で芸を披露するってことは、専用の楽屋に機材一式セットアップして、会場スクリーンにvtubing投影するって方式なのかしら!?!?!?きになるまーん。しかし会場には確認しにいけないマーン。後日動画化されることを願って……。

良い子は寝る時間じゃ#03 竜胆尊

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物述有栖プロもまっさおのプロがにじさんじSEEDsからこっそりデビュー。世界観と役割語セットの違いはあれどまるで甘い賢狼ホロ選手が傍らにいるかのようなあれである。竜胆尊のここがすごい!!を一生懸命列強列挙しようとフンスオーと鼻息荒くなってるけれどいまここを書いているなうが2018/09/13で、このテキストがブログとして公開されるのが年末年始頃かな?とか想像するともうとっくにバズって周知の事実となっておろうから言わぬが花としておく。

てゆうかさあ!なう2018/09/13から明後日の日曜日

live.nicovideo.jp

    狼と香辛料VRアニメ化記念 わっちに会いに来てくりゃれ

    出演者
    キャスト:ホロ(cv小清水亜美)
    ゲスト:ねこます

    ねこます選手の役得っぷりが絶好調どころか有頂天どころか絶頂というか栄華の極みにもほどがある!!!ふええええ

月ノ美兎、ときのそらなど豪華メンバー集合!】RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Autumn~|ウルトラゲームス【AbemaTV】

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と、その前にRage。アズマリム選手と富士葵選手によるミニライブで幕を開けたRage2018秋の陣。前回優勝の電脳少女シロ選手にかわってアップランドアイドル部から夜桜たま選手ともこ田めめめ選手の2名が3Dモデルを得て出場。MCばあちゃるは前回の2万ポリゴン級から5000兆ポリゴン級へとグレードアップしての登場。プランク秒刻みのぬるぬるな動きでvtuberとしては規格外。

月ノ美兎選手の「常時に失うものが何もない状態(毎日がエブリデイ)」強みがトリッキーで破格。単一キャラクター性に固執・保守的な一面がみられる反面。平常時共演活動ひかえめ(5万パワー超級の選手では少なめの部類では)アズリム選手は大舞台で存在感が強い。田中の動きのうるささは相変わらずで内助の功な鈴木ヒナ選手も株をあげたのでは。

予選敗退組一同の出演場面で、田中が月ノ選手に持参の酸素缶を手渡して月ノ選手がしゅっと出た酸素に驚くシーン。離れた場所で撮影&合成ではなくって本当に同じ場所で共演してるリアリティやばみある。技術版どうなってんの?CEDEC2018の公演ではRage 2018 summer裏舞台での技術的な困難さが紹介されて私ことトーシロはヘーソーナンダーと頭の悪い顔で配信を見ていたのだけど……。このvtuber怪文書シリーズで何度か触れてるようなきがする例の同居感うんぬんなくだりの一幕でした。

さいきん、3Dの肉体で活動する人の腕のホームポジションというか構えみたいなやつを注目している。高めか低めか。真空管ドールズでいえばブロッサムが高めでフェルミが低め。Rageのアイドル部組も顕著で、もこ田選手が高め(大上段)で夜桜選手が低め。月ノ選手は高めで、最初から3Dとして活動している諸選手は低めの傾向がある。

のじゃ選手のように、手に持ったコントローラーで腕をトラッキングする選手は特性上「小さく前へならえ」すなわち典型的「中段の構え」になるという技術的な背景はいったんおいといて。手首にセンサーをつけたりスーツ式だったり、より自然体な大勢で活動できる高級3D vtuberでもその人の癖として活動中の腕の動きが気になります。仕草や癖まで可視化されちゃうの3Dトラッキングの強力み。

2Dでの活動は普通顔のトラッキングで、顔の向きに合わせてある程度体が動く程度。例えば「興奮してマイク殴っちゃいました」「めっちゃガッツポーズしてる」とかは配信上みえなくて想像にお任せされ、あとでファンアートで描かれたりもする。そういう2D文化で数ヶ月活動した上で3Dの肉体を得てフルトラッキングで動き出したとき視聴者の衝撃はいかなるものや。アイドル部勢はかいつま見しかしていないけれど、Rageで動いてるの見て「やべぇ……!!」とサムシングライクエモが湧くのを感じましたもの。強いファンの気持ちやいかほどか。なお月ノ選手の受肉祭は選手の動きがうるさすぎてエモより笑みみたいな状況でした。この怪文書シリーズでは触れていない(はずの)ベーシスト花奏かのん選手も何気に何気してますが、まだトレードマーク神器であるところのベースが持てていないので、やっぱり楽器を握ったときこそエモみの本番かと。

なお後日談になりますが翌日(2018/09/17)、JK組の2名が3Dモデルお披露目されるってきいて、これは「やべぇ……!!」できるぞと思いきや開演時間ギリになってニコニコの課金ポイントが必要と知って断念しました悲しみ。

狼と香辛料VRアニメ化記念 わっちに会いに来てくりゃれ

原作は未読ですが、アニメ放送はリアルタイムでかなり夢中になって見てた記憶があります。また、サントラ盤アルバムはライフタイムベストオブサウンドトラックベスト5に不動の地位にて鎮座する傑作でもあります。そんな狼と香辛料が約10年ごしにVRアニメとして新作が製作されるときいて、これはもうVR機器調達は必至……なのだが……。

で、真打ち……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ゴイが消滅した音)

二晩開けて、今日は2018/09/18です。すこしゴイが戻ってきました。VR的実在感でプロの魂が入ったホロにイジられちゃあ熟練VR戦士のねこます選手も発狂しまうでしょう。プロの舞台設定を背景にプロの器(いまや多くの器がプロ/プロ品質に担われているけれど)にプロの魂が宿ったvtubingの破壊力はすべてのゴイを粉砕破砕粉骨砕身だい脱糞せしめたるぞなもし大本命。で、当日夜に竜胆尊選手が配信されており、パウダー状になったゴイはすべて吹き飛ばされ散ゴイされましたとさ。めでたいめでたい。

@@@

というわけでtuberとしてのコミュニケーションは無理な静的コンテンツですがより高品質な映像のVRアニメとして2019年、お茶の間にお届けです。だいま。最近、ステマダイマの意味合いが変わりつつあって困り顔。「ステマ」は登場当初から誤用が目立ったまま現代に至るのだけど、「ダイマ」については「自分が推薦すること」を「ダイマ」と自称するパティーンが散見される。「おめしすはいいぞ(ダイマ)」とオメシス本人が言えば旧来のダイマで、第三者が言えば新しいダイマだ。@@はいいぞと安易に言うとやっかいなアンチに「ステマ乙」などと絡まれたりする最近のインターネットが世知辛い世情があって「@@はいいぞと言ってみるテスト」という言い回しに近いのかもしれない(ダイマ)。というか上から降ってきた新語「ステルスマーケティング」へのカウンターとして下から作られたのが「ダイマ」なので、下々で都合よく使い回されるべくしてべくしたべくというべきか(ダイマ)。

道明寺晴翔/笹木咲 Splatoon2コラボ

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笹木咲選手と道明寺晴翔選手による連作。前編ではリーグマッチ(デュオ)での共闘、後半ではタイマン勝負の様子がそれぞれの選手視点で編集・公開されている。やはり直接対決している後半が見どころ。プレイ収録中は音声通話を切ってそれぞれ個別に実況しそれぞれ楽しめる方式がGood。道明寺選手の、ルール説明やプレイ経過に説明画像を用意する、武器選択時も収録するなどていねいな作りはゲーム部副部長の貫禄。笹木選手のクレイジーな振る舞いと道明寺選手のリアクションという関係で見ると楽しいと思います。たのしい。

浅くミーハーな範囲の広さでシーン全体を眺めている系視聴者の私にはおのおの選手の1時間超えのライブをリアルタイム・アーカイブで追うタイムアンドパワーに欠けるので動画コンテンツは卍助かりみが深い。

PUBG PARK SANHOK #1

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Vの者多数参加のPUBG PARK。今回はにじさんじから静凛、渋谷ハジメ選手、そしてピーナッツくん&ぽんぽこ選手がスタジオゲスト。司会はおなじみOooDa氏。歴代VtuberをふぃーちゃりんぐしたPUBG PARKで屈指の放送回じゃあないでしょうか。ぴーなっつ君が危ないところを果敢にぶっこんでぽんぽこが突っ込んだり制したりでバランスを取る、vtuber界の爆笑問題かというほど存在感が強い。OooDa氏はまいど勉強熱心で初登場のぴーなっつぽんぽこ組の下調べに余念がない。OooDa氏はSplatoon2 の Rage 大会で司会に起用されたときも、ほんと急なオファーで付け焼き刃なところはあれど自らプレイして基礎的な用語等をおさえ、有力プレイヤーの解説者から会話を引き出し、完璧な実況をこなす離れ業をみせた。ゲームや選手に対する敬意がすごい。その大会では、逆にe-sportsを競技として捉えてない(たぶん子供のゲーム大会だと思ってるフシがあった)人物をステージ進行に起用するミスもあったのであれだけど。それはさておき。Overwatch世界大会の様子も放送しておりますし、ゲームを競技として観戦する楽しさってありますよね。この放送はバラエティ寄りに高い撮れ高を記録したのではないでしょうか。すばらしい。

VTuberチャリティーライブ@REALITY

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さきの台風や地震をうけ、リアリティのギフト、Youtubeのスーパーキャットの収益全額を寄付するチャリティー番組。日本では(海外のことは知りません!)チャリティは湿っぽいと不謹慎みたいな風潮があり、メッセージの読み上げなどは実に湿っぽいのでありますが、ときのそら選手、富士葵選手を始め歌動画寄稿は映えが高く音楽はしめっぽく停滞した雰囲気を前へ進める強さがあり司会のKMNZ両選手の涙腺もゆるみっぱなし。「vtuberは泣けない」のがちょっとネックだけれど。などと言ってしまえば昔からラジオのパーソナリティは泣けなかったことになりますが、見えるアバターがありながら感情と表情が乖離している違和感というか欠損感がときにプラスにときにマイナスにって話題です。

それはsておき、番組の形式として、大物選手の記念祭や月ノ美兎選手の「百物語」企画(@@URL@@)など、いろんな人がちょっとずつ有志で動画を提供・参加する形式のコンテンツはこの人がでたあの人はだれだろうと参加者×構成の妙味があり単純に面白いです。そんななか、KMNZ選手が思わず「チャリティーって伝えたよね?」と突っ込ませるピーナッツ&ぽんぽこ組のいつもの調子のおもしろ動画は視聴者を大いに沸かせた。MVP(卍V選手)。

さりとて番組も〆の挨拶に入り、よーしおいたん初投げ銭はこの番組にささげちゃうぞーとiPadアプリのギフトボタン押したらユーザ登録&ログインするとすべての機能がお使いいだだけます、みたいな障壁に阻まれ、ゲームの課金アイテム購入みたいにTouch ID一発で済ませろやそういうとこやぞ!と萎えて終わりました。すまん。確かに、配信プラットフォームの投げ銭はコミュニケーション手段だからユーザ登録はいたしかたなしか。じゃあじゃあ決済認証(Touch ID等)いっぱつでアプリ内課金購入で任意の機関に寄付するアプリをエニワン誰かが作っちくりーと思ったけれど、例えば赤十字amazonのアカウントから手軽に寄付できたり手段はあるので単純なわい情弱乙問題でした。すまん。

談of後日ですが、1時間の放送時間で薬250万ィエンぶんほどギフトが集まったそうです。

panora.tokyo

エース級(あえてエース級とチャレンジ枠があるとしたら)選手の通常配信では50万ィエンとか売り上げているのかしら?出演者出演関係者配信スタッフ等あわせて1回の配信にのべ20時間稼働がかかったと根拠なしに仮定すると単体の事業としての継続性が・・・どうなんでしょう・・・。企業は個人と違ってビジネス・リソース的な問題でなさけよーしゃなく撤退があり得る世知辛いので、ね・・・。わたしは完全に見るだけ消費者でコメントでの参加もいっさいしてない→中小独立系プラットフォームにユーザ登録するメリットがない→でわざわざやってない→ギフトとか送れないコンボくらってもーたので、わいから金とりたけりゃTouch/Face IDで金銭的支援できるよーにしておくんなまし。

月ノ美兎 × ウェザーロイドAiri コラボ生放送 2018.09.20 【みとぽん生放送】

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ウェザーロイドType-A AIRI、通称「ぽんこ」選手と、月ノ美兎選手とのデュオ配信。先月か先先月あたりの、ときのそら選手との初共演に引き続いての位置づけ。ウェザーロイド、月ノ選手それぞれのチャンネルで1時間ずつ配信する形式。和気あいあい和やかな(特に後半)ときのそら選手とうってかわってエキサイティングプロレスリング全開なライブになりました。

ぽんこ選手の長年に渡る芸能・キャスター活動に字固めされた盤石のタレントりょくと、月ノ選手の独特の血生臭さがなんちゃら反応ス語彙み。血生臭さというのは、Rageで「いまからわたくし机に頭を打ち付けて自害します」と異彩を放ったようなあれです。今回でいうと、読み上げを噛むと生皮を剥がされる、フレームアウトして映っていなけどいま指が2本ない、ぽんこさんの手袋の中の指には縫い跡がある(カイジ)といったようなそれです。大舞台やコラボでそういうとこぶっこんでいけるやったれ感が強みじゃないでしょうか。現場でスベっても視聴者にウケてコメントが盛り上がればむしろオーライというネット配信のセーフティネットもありますし。

ライブ「お悩み相談」を「面白くする方向」で提供する企画、って定番ですけどちょいちょい見てる限り打率は微妙ですよね……。配信者の総合力がもろに問われる残酷な企画のテーゼ。宇志海いちご選手のましゅまろめった切りは奇策。今回は、ほどよい回答が浮かばなければ自分たちのエピソード・雑談に持ち込んで盛り上げるなど発揮されてました。やりおる!

半年ほど前、いちはやく月ノ選手が「かに座」のモノマネを披露し勃興しつつあったvの視聴者層に「天気界隈にやべーやつがいるらしい」と認知を広げ、長年ウェザーニュースの配信をニコニコなどで見ている(わたくしもワンノブTV感覚でちょいちょい垂れ流したりまとめ動画見たりしてた視聴者)層にも何かまた面白いことが起こるぞと予感させ、その伏線が今夜みごとに回収されこれが運命(ひつぜん)ってやつなんだよなあとエトセトラ。

最後の振り返りとして、月ノ選手が「現場にスタッフの人たちがいて笑ってくれるのは場が温まってとてもよい」と感想を述べていた。かつて存在していたというメディアではテレビでスタッフがラジオで構成作家フルハウスで謎の観客が視聴者の代理として演者にリアクションを提供していたと言います。インターネット配信ではコメントがありますが「草」とか言われても好意的に笑っているのか苦笑嘲笑なのかわからないし「@@は草」とかいってるやつの95割は性根の腐ったマウント笑いだったりするし、目に見える人間がとるリアクションには及ぶべくもない。ぽんこ選手がパワフルなのはスタッフとの相互作用も大きいのでは。チームで制作しているvtuberは、スタッフの人などいないという建付けを取ることが多い。公然の秘密というか設定上というか特別な理由がなければ存在を仄めかす/明言する必要はないというか。消極的には、何者からの指示を円滑に視聴者に伝えるため、設定上な「ママ」などと呼称されることもある。積極的には、スタッフを選手化して登場させるパティーンもある。パンディ選手キクノジョー選手など。バラエティ番組の「天の声」方式に近い。サブ選手は司会進行等をアウトソースするとともに直接主力選手と対話することで温める役割が大きい。うんたらかんたら。話の着地点が見えなくなってきたので打ち切ります。うんたらかんたら。真空管ドールズがぶっとんでる秘訣は現場におけるスタッフの働きに一端がありそうって話。うんたらかんたら。

PUBG配信 叶 渋谷ハジメ ふくやマスター ピーナッツくん

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にじさんじから叶&渋谷選手、無事ユーチューバーランキングに掲載されその時点で49位にすべりこんだふくやマスター選手、先日のRageに引き続いてPUBGプレイとなるピーナッツくん選手の4名によるPUBG。ただしゃべるだけで面白いマスター選手と、イキりと初心者ムーブを激しく往復するピーナッツくん、冷静に事態を捌き燃料を投下し場をコントロールする叶/渋谷選手のバランスオブコラボレーション。別件ですが、神楽めあ選手、サムズ・ボボ選手、あと2名によるPUBGもなかなかの出来栄え(アーカイブが残ってないので残念ですが)でした。PUBGスクアッドは稀に傑作が生まれるからおそろしいおそろしい

本田翼ゲーム実況チャンネル開設(ほんだのばいく)

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配信前に20万登録を超え、配信中は同時視聴者数最大15万人を超える、歴史に残るライブ配信となった本田翼選手のデッドバイデイライトの配信役2時間。DbDを詳しくない人のための解説や実況がきめ細やかで、DbDの知識といえば、非対称PvPのヒット作。陣営の目的・能力的な対称性ではL4Dに、個体差・人数の対称性ではEVOLVEにルーツを持つようなゲームって雰囲気と大雑把なルールだけ知っていて、細かい仕様やクラス・スキルなどの特性とかぜんぜん知らない程度のわたしにはベストマッチング。ゲーム映像・音声+本人音声のみのシンプルなスタイルで、本人が放送内で明言していたとおり「顔出し」するつもりはないとのこと。しかし本田翼というアバターが左下に映っていると想像し、器がイラスト/3Dモデルか生身の人間であるかなんて抽象化すれば実質的(バーチャル)に同一だと抽象化すれば、この放送はvtuberコンテンツだのだ。

実質vtuberである、てんちむ選手も完敗なようす。

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やってんねえ!!

というわけで実質的vtuberのパイセンである宮脇咲良選手も忙しいアイドル業の合間を縫ってゲーム動画を公開されています。vtuberのアイドル部が躍進する一方でトップアイドルがvtuber(実質)活動する親和性や神話性については、何ヶ月か前の怪テキストにちょろめかした希ガスであります。本田翼さんも、所属事務所にゲーム部門ができたってんで直談判してこの配信が実現したっていっていたし

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「Youtuber」のときには消極的だった古典メディアも、時が流れ「e-sports」には乗ってくる流れはいい波のってんじゃないでしょうか。「vtuber」もじわじわテレビへの露出が増えつつありますし。デンツーとかが本腰を入れてzipで観測気球を上げて王様のブランチで殴る「パワースポット」並の人工ブームを仕掛けてきたら、きたな……!と身構えましょうぞパイセン。

fr,後日になりますが突然、初の生配信を行いPS4の配信機能でバットマンチュートリアルチャプターをプレイしてました。突然でしたがさいきん配信系アプリからの通知を許可したので見逃しませんでしたよ。さすがに本田選手のような超絶的な爆発力はないけれど突発で40分足らずの短時間ながら同時視聴2マン超えてきて海外からのコメントも多くさすがのさるとび。ゲームの舞台となっている某国某都市に実際行ったときの感想など各地各国を興行する芸能人の強みがあります。vの者はどうしても陰営業が強い傾向があるので、陽OF陽たるショービジネスの当事者がtubingするのは面白いです。また、ゲーム音量のバランスが大きめだというコメントのシ的に対して、「映画みたいなゲームだからゲーム音量大きくても問題なし」バッサリ切ってマイペースに配信始めるのもちょっと新鮮。vtuberの配信は音量の調節をきめ細やかに対応するところから始まるのが定番だから。もし自分が配信者だったらまいどまいど音量がどうのこのと注文付けられるの煩わしく内心辟易して、指摘が入るたびに「いまコメントでBGM音量が大きいという指摘がありました。みなさんどうですか?アンケートで決めたいと思います。1.おおきすぎ 2.ちょっとおおきい 3.もんだいなし 4.ちょっとちいさい 5.ちいさすぎ 5分以内に回答してください」と毎回毎回中断して嫌がらせしてやるところである。

鈴木拓のOpenrec配信

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初見です。

最初、ふくやマスターもびっくりなそっくりさんによるバンズの仲間入りワンチャンみたいなvtuberか!?と目を疑い耳を猜んだが、話してる内容がなりきりのレベルを超えてリアリティが高くどうも本物っぽい……?????

cyber-z.co.jp

本物だった……。

この日(2018/09/24深夜)はSplatoon2をプレイしながら「自分はプレイで魅せられないからトーク中心で」配信するスタイル。生きウビバの目を抜く芸能界で活動しているプロの話芸はさすがの猿飛で、深夜だったのでちょっとしか見られなかったけど大変楽しませてもらいました。Splatoon2のプロチームLibalent Calamari(と所属のぴょん選手)に触れていたので何かからみがあるのかな?と思いきや西澤選手が鈴木選手と同じ吉本所属だった。吉本興業、ゲーム部門設立とかしてたんだった。その一環のあれやこれやかなある。

全体的にe-sportsやその選手に対して敬意を払った姿勢がたいへん好印象でした。e-sports選手が、いまの野球選手のように大物女優さんと結婚!みたいなことが当たり前になるかもしれないね、ゴシップ/芸能界視線で語られるのちょっと新鮮。

その流れで、e-sportsってもAIに勝てないんでしょ?みたいなコメントが流れてきてあたしゃ即座に

みなさまにおかれましてはミミタコかと思いますが……。野球やサッカーやテニスやホッケーやらなんやらを「球技」=「2つの陣営に分かれて1つの「球」を使って得点を競うゲーム」と抽象化する感覚で、チェスとか囲碁将棋とかは、ゼロサム有限確定完全情報ゲーム(二人用)と分類できるます。近年の成果によりそのなんちゃらゲームについて、AIの人間に対する優位性が決定的になったますた。だけどそれが原因でチェス囲碁将棋のプロ興行がすぐさま飽きられて衰退することはない。例えば42.195km走るのに自動車の方が速い現在でもマラソンがなくなってないのと同じだ。今は、自動車の性能が人間のマラソンに追き、技術的にこのままぶっちぎりで追い越していくことが可能になった、その瞬間を目撃しているにすぎない(だからこそエキサイティング)。AIに囲碁将棋をさせてるのも、いまはたまたま戦車の性能向上のテストとして力士と相撲で対決してただけ、と例えられる。やっぱりここで戦車の強さが決定的になっても相撲はなくならない。貴乃花は辞めるけど。戦車の目的が力士に勝つことではなく戦線の突破であるように、AIの目的は囲碁で勝つことではなく……自由に想像してください。想像を広げるとおもしろい。かつて「機関で動く金属の塊が、馬よりバテずに走ったんだってねえ」「へえ」とのんきに井戸端ってた人が鉄道や自動車の発明で人の往来や流通が漲る世界の変化を予想できただろうかって話で、e-sportsってもAIに勝てないんでしょ?とオープンレックにコメントしてるおめえにはAIがもたらす今後の世界の変化をうんたらかんたら。不完全情報ゲームのポーカーでもいくつかのAIがプロに勝ち越すなど不完全なことが多い現実社会への応用も見えてきましたし(smsmなところ不完全だけどコンピュータは人間のキャパを遥かに凌ぐ膨大なデータを取り扱える。がちょっとサブジャンルが違う話題)、FPSだったかMOABだったかでAIを鍛え高いレートまで達した実験もどっかでやってるとかやってないとかで、賢いNPCBotゲームマスター機能といったあれこれに応用され、e-sportsというかゲーム全体の世界にも大きな影響があることは確実。つまりあながちオープれんくにこめんとしてるあんたの指摘もうんたらかんたら……。

みたいな長文コメントが脳裏を駆け巡りましたが、鈴木選手が「回転寿司とかいろいろ自動化されても、スナックは潰れない。残り続ける。コミュニケーションをとりたいって人はいなくならないから。AIも似たようなもんじゃないかな。って堀江(モン)さんが言ってた」みたいなトークでなごませてくれました。長文コメントそっ閉じ。

Splatoon2イカニンジャスタイルのクラブラで、なにそれちょっとおもしろそうと思いました。イカニンジャで接敵・先手を取ってもDPSの低さから反撃で倒されちゃうシーンも多くて、なるへそな……と思いましたこなみかん。

2人は、おしぃりぃ@2018/09/25

かつてForestをプレイしていのをちら見した程度の両選手。たまたま前半のトークパートのみ(後半は良い子(社畜)の寝る時間)目撃した。なにこの緊張感。YOUはクズだから→クズなりにがんばってる→クズとみとめちゃだめ→ごめんなさい→でも自分よりクズがいると思うと励みになる→泣いてきていいですか→ゲームしよ!みたいな殴り合いが繰り広げられてて両選手を熱心に追ってるわけではないニワカには謎めいた空間が象られてウケるwwwwww

キズナアイのばん組 2018/09/27

vtub0.com

伝承によると、かつて世界にはテレビというメディアがあり、祭壇オチャノマへ電波(文字通りあるいは比喩で)を飛ばし下々の者を洗脳・統治していたという。とかなんとか言いたげなトーンでレガシー扱いしていた本怪文書シリーズですが、やっぱテレビはおもしれーな!!!!と再評価高まる抱腹絶倒れかける1時間でした。ワイドショー帯やゴールデンタイム帯のマスへ向けたコンテンツのしんどみがディープ深いのは変わらずだけど、深夜にニッチを狙い撃ちした濃い番組はおもしれーな!!!でも普段は24時ちょいに寝るので……。

今回は無理して見ましたが、これからはYoutubeアーカイブ公開してちゃぶ台。tverとかなんちゃらオンデマンドとかよくわかんないので……。さいあくアマゾンプライモの有料コンテンツでもよいよ……。日テレ系だからグルーポンあじゃなかっただんんだっけ……(ググった)……ハッピーオンはいやだー。ネットコンテンツに関連する月額定額出費はアマゾンプライモ、ニコニコプレミアモ(そろそろ抜け時)、アッポーミュージック。これ以上増やしたくはないので……。

芸能人ゲストの「ちゅうえい」選手との丁々発止なセッションを主題にロンド形式で各コーナーを挟んでいくオーソドックスな構成。わがままAIの強気の押し引きと、プロ芸人の瞬発力が相加相乗効果を生んで10倍だぞ10倍。キズナアイ杯決勝進出選手たちとのセッションで、わがままAIの強気の押しがやや暖簾に腕でともすればパワハラくらいの強さだったのは、押される側にちゅうえいレベルのスペックが要求されていたと振り返れば納得味がある。ボクサーに集団でからんだけどジャブジャブジャブで各個撃破蹴散らされていく防犯カメラの映像。よくネットの民からテレビのバラエティ番組はいじめのようで不快、といった感想が漏れるのはそういうパワーバランス感覚の食い違いも一理あるかしら。サンジャポ出演時は利害関係力関係がんじがらめの複雑な状況下でウガって見れば珍獣呼んで晒し者にしてやろうといった悪意さえ、それはウガちすぎでしたごめんさない。

各コーナーのひとつめはキズナアイ主催の街コン企画。実質キズナアイファンのオフ会で、その中から意気投合した男女2組がカップル成立となった。それも実にほほえまねたましいが、その他みんなもオフ会を楽しんでふつうに友達同士になれそうなパーティーで実にほほえまねたましい。あたしゃ特定の個人・グループをがっつり推しているわけでもなく幅広くチェックしているわけでもないニワカ&ライトユーザーなのでvの者オフ会に参加してもふわっとしちゃうこと請け合いありんす。一般論や抽象的な話はこのカイ文章シリーズのように雑にハッタれるけれど個別の動画みたみたみたいなお話はちょい厳しげがあるから。それはさおてき、婚活パーテーのようなデスゲーム死屍累々な現場とちがったあるいは普通の街コンとも違った、当事者主催のオフ会ってほんと楽しそう。神楽めあ選手主催オフ会とか……ごくり……。クリスチャン・ヴァンデ主催でコバイア星人の集は開かれないかな1?!?!?!?!?

各コーナーの2つ目はゲストvtuberとのセッション。†戦国群雄伝武将風雲録覇王烈風唯我独尊天翔記創生漆黒労働基準法卍織田信姫選手が登場し、鉄板天丼の五頭身ネタでちゅうえい選手に引けを取らない堂々たる演舞をみせてくれました。VTR出演は春日部つくし選手とチームあにまーれ所属因幡はねる選手。春日部選手は配信ギミックの豊富さとバーチャル埼玉の無茶苦茶さでシンプルにユーモラス。初見の人に「普通におもしろい」ってリーチする感覚、普通に強みがある。続いては真逆の「普通じゃないおもしろさ」代表たる因幡選手。プレイスタイルもファンのエンジョイスタイルもかなり独特で外に出るときは常に「どうなることやら」とハラハラする因幡選手ですが、「テレビ媒体、そしてキズナアイ選手の番組」の条件下でほんと絶妙な立ち振舞と動画のチョイスで、スタジオのキズナアイ、信姫選手の冴えたコメント・ツッコミと相まってました。

宗谷さんスヤスヤでわろた。

テレビに学ぶことは多い。生きばあちゃるの目を幾度となく抜いてきた芸能人は面目が躍如する。

第1回ライブ王決定戦

4選手による

  • ピーナッツくん
  • 因幡はねる(あにまーれ、ハニーストラップ代表)
  • 卯月コウ(にじさんじSEEDs)
  • ふぇありす(BANs)

対決

  • 対戦者が同時刻(22時)に自分の生放送を開始する
  • 開始から30分の時点で視聴者数が最も多いチャンネルが勝利
  • ゲストを呼んだり、勝つためなら何をしてもOK。
  • 負けたVTuberは放送を止め、勝利したチャンネルに出演し、敗北宣言をする。
  • 勝者は第一回ライブ王の称号を得る。

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まとめ

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出場4選手(ピーナッツ、因幡はねる、卯月こう、フェアリス)+実況解説のぽんぽこ選手の5枠同時配信のため、すべてを知るには「5窓」が必要なんですが、聖徳太子じゃあないので、当日は絞って体験しました。iPad Proのでかいやつ(メイン視聴枠)、iPad Proの小さいやつ(実況解説固定:音量小さめ)、Windows PC(サブ枠:基本ミュート)の「最大3窓」体制。

(試合開始までのあにまーれ/ハニストによるリレー配信をいろいろ見てた。というか、アニスト一丸となって因幡はねる選手の本戦へつなげる展開がなかなか熱いものがありますね!!)

@いろいろ@

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事前にはさんざんこの怪文書シリーズでもちあげているピーナッツくん選手を推していたので、メイン枠ピーナッツチャンネルで開始したものの「20分までは何もしない」と宣言したためじゃあしかたあるまい、と、次点の因幡はねる選手をメイン枠に変更。卯月選手の枠にあにまーれの宇森ひなこ選手が出演している!裏切りか!とあにまーれ/ハニスト関係者視聴者が騒然としてたので、サブ枠:基本ミュートを卯月選手のチャンネルに。ミュートを解いてしばし見ていたらどうやら宇森選手は二重スパイで卯月選手を不穏な空気を陥れるために出演しているっぽいぞとなり、権謀術数が極まってて、意気揚々と因幡チャンネルに引き上げた宇森選手、それも織り込み済みだと嘯く卯月選手と最高に楽しい瞬間でした。神楽めあ選手と卯月コウ選手の過去の関係うんぬんとハイコンテクストで祭りムードに水を差すにはぴったし。とて再びミュート。

因幡選手の企画は順調に進行し、視聴者数17,000人を突破し僅差で卯月コウをリードし続けてました。事前にあにまーれスタッフのななし選手がコンタクトを取っているのが見えた(見えるようにコンタクトを取っていた)ので

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承知はしていたものの「てんちむ」選手の動画出演はサプライズ。vの以前から(以降も)てんちむ選手のゲーム動画・配信はよく見ていて(あと「うごく」選手とか)、といってもPUBGが流行りだして色々見て回ってたときにみつけたくらいの全然ニワカのあれですし突然のYoutube活動休止から突然の再開とかも生暖かげな漢字でしたが、ミライアカリ&はじめしゃちょー、ゲーム部&ポケカー陣、ピーナッツ&デカキンのようなvの有無を超えた交流ってのはこれから広まってほしさの一端。てんちむ選手の出演も社交辞令的なイベントに終わらず進展がgあるととても嬉しいけれどコラボが苦手な因幡選手ですから……しかし運営のななし選手が謎の人脈を持っていることが判明し、同じupd8内とはいえ人気急上昇中のYuNi選手を引き出す有能さもみせてやりおるマンしているから、義理を果たすためにチャンワン……。

ミュートしてる卯月選手の画面にはにじさんじSEEDsの面々が次々増えていゆきなるほどやっぱりグループ総動員作戦か……と数百人差でデッドヒートを繰り広げるなかの約20分で試合は展開する……。因幡選手の予定していた企画が早めにすべて消化してしまい伸び悩んだこと、シスタークレア選手そしてゲーマーズの出演で卯月陣営が伸びたこと、ピーナッツくんの満を持した企画がしょーもなさの極みで視聴者が流出したことが重なって、卯月選手が逆転、そのまま約1000人のリードでフィニッシュとなりました。

敗者3選手+司会ぽんぽこ選手が勝者のチャンネルに集合して、勝者への敗北宣言と簡単な感想戦。詳細略。

因幡選手メイン、卯月選手ミュートで画面だけで追っていたところでは、卯月選手側の、ゲストが出演するたびに出演者の画像が増えて画面が埋まってゆく様子はミュートでも演出効果が高く、終盤「おのれ!ゲーマーズまで出すか!」と分かりやすかった。因幡選手はその点、ゲストの動画出演シーン以外は固定の一枚絵だったのは地味だったかも。特に、最後の重大発表時は派手に画像を切り替えてミュート勢や実況席に伝わるように工夫していたらちょっと流れ変わっていたかも。一定層いたと言われる「ぽんぽこの実況配信だけ見てる視聴者」の引っ張り込みが期待できたのかも。「シスタークレアが風呂から応援」は強すぎた。

にじさんじブランドを総動員できる卯月選手の圧勝を予想していたので因幡選手の健闘が光ったものの、当の卯月選手はにじさんじブランドの総動員には葛藤があったようで、なりふり構わず勝ちに行くと決断したのは直前だったと言います。そちら文脈で後日談配信など追ってみるのも楽しいかもしれません。

試合後は、ハニストの蒼月エリ選手による弾き語り配信を前半30分ほど。余談ですがわたくしはvtuber勢の「歌ってみた動画・配信」(や「バイノーラル録音・配信」ここでは割愛)にはほとんど琴線に触れることがありません。「歌うま勢」トップランナーたちの多くをはじめ、実質必須科目になっているその他多くの歌った動画歌ってる配信には興味がなかったりします。そんななか稀有な真逆のすこすこのすこすこすこザムライなのがエリ選手だったりします。同様にライバル店の宗谷いちか選手にもザムライがあり、ギターの弾き語りプレイヤーの持つなにかシアr共通するサムシングに(カラオケ的なうまさに比べて)魅力を感じているのかも、と自己分析シートを提出致します。モイラ様にも好意的だし、天界つながりではかみだよ選手も良いものをおもちだし、あとでんせつのギターを持って発狂する家長むぎ選手……は別のベクトルか……。

そんなサムライが発狂する配信を30分で切り上げたのは惜しくも2位に破れた因幡選手のアフタートーク配信が始まったから。やはり敗因に、ラスト10分を待たずして企画が終わってしまったことを挙げ、それは直前になって腹筋のノルマ(選手本人の行う腹筋の達成回数に応じて進行する企画だった)を50回下げてしまった自分の弱さが原因だと涙ながらに語ってました。その50回追加腹筋を行う配信が後日行われ、俺たちの戦いはこれからだ、とときの声をあげるのでした。つづく。

というわけで、企画的にはぴーなっつ君に期待を寄せて見事なまでにすべりたおす結果になりつつ、前後左右を含んだ物語的にはあにまーれ/ハニーストラップ文脈でたいへんたのしんだ企画となりました。ひとつの勝利をかけて多くの選手がさまざまな準備段階を経て同時進行で競い合う。ええやんけ。

ぽんぽこ24時タイムテーブル発表

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有能……!前回の24時はタイムテーブルみて「ほーん」くらいの気持ちで、スタートの数時間と翌日昼過ぎから最後までぼーっと見て謎の感動を得たりそのあと気になる深夜帯のアーカイブチェックした程度の楽しみ方だった。そこから数ヶ月が経ってたった数ヶ月しか経ってないのに第2弾のタイムテーブル発表を見たら「ふええええええええ!!」とこーふんしている私がいたことに気づいた気持ち抱きしめたいという名の大船に乗りたいライドオントゥナイト。

ソンジャーネ